20代個人投資家のブログ

セミリタイアに向け、投資関連・おすすめの本等を発信していきます。

【本紹介】バカと付き合うな

2018年10月に堀江貴文氏と西野亮廣氏の共著で出版された、「バカと付き合うな」。

f:id:shoki4549:20191207100508j:plain*1

堀江さんらしい、インパクトのあるタイトルの本である。内容は、両氏が交互に「こういうバカと付き合うな!」という内容を紹介していく本である。計28項に分けてバカを紹介している。その中でも、私の中に印象に残ったバカをまとめた。

西野亮廣が語るバカ

 人と同じことをやりたがるバカ

人と同じことをやる=レッドオーシャンで戦う ことであることから、ビジネスを含む全てのことにおいて得策ではない。

「自分の常識」を平気で振りかざすバカ

上記のバカと似ているが、人に同じことをさせようと同調圧力を押し付けてくる人がいる。人と同じことをして群れようとする人は、自分のロジックがないから。ロジックがないから群れて不安感を消そうとしている。不安であるからといって群れるな。群れたところで狭い常識に染まるだけである。不安を消すことができるのは、自分の中から生み出したロジックのみである。

付き合いを強要するバカ

これも上述のバカに関連する。付き合いを強要する人は、相手の損得を考えず時間を奪おうとしているのである。また、他人との付き合いで参加するイベントは、アウェイ戦であることが多い。負け試合となるアウェイ戦に時間を割く必要はない。自分が興味ある人とのみ付き合えば良いのである。

堀江貴文が語るバカ

無自覚に人の時間を奪うバカ

時間は命である。人の時間を奪うことに関して鈍感な人が多すぎる、と堀江氏は述べている。特に堀江氏が強調するのは、「電話をかけてくるバカ」である。電話をかけてられた相手は、必ず他の何かをしている。電話は他人の時間に割り込みをし、集中を途切れさせるツールである。メールやLINEであれば、隙間時間に返信ができる。従って、これらのツールの方が礼儀正しいコミュニケーションツールである。

マナーを重じて消耗するバカ

 上記の時間を奪うことに関連するバカのケースである。世にはびこる「マナー」や「慣習」の大半は無意味で、何も生産しない。例えば、ビジネスメールの冒頭によく書く、「平素より大変お世話になっております。」とか。これはメールの本題ではないため、読む方・書く方の双方の時間を消耗するも、何も得ない。

まとめ

両氏がこの本を通して紹介したバカを通し、共通して主張するのは、「これまでにバカに奪われていた無駄な時間を無くして、今後は自分の時間を好きなことに割こうぜ!」ということである。この考えは、アドラー心理学に通じるものがある。この本の中で堀江氏が紹介されていた、「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)を参照されたい。この本の内容は、本ブログでも紹介しているため、記事をご一読いただければ幸いである。

 

shoki4549.hatenablog.com

また堀江氏の主張は、社会にとっても無駄な定型業務をなくし、ビジネスマンにとっても業務効率化に繋がる内容である。ぜひビジネスマンの方もご一読されたい本である。