20代個人投資家のブログ

セミリタイアに向け、投資関連・おすすめの本等を発信していきます。

【本紹介】嫌われる勇気

こんにちは。私が今まで読んだ本の中で一番衝撃を受けた本は、アドラー心理学を描いた「嫌われる勇気」です。

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この本が自分の生き方を変える一冊になったことは間違いありません。他人からどう思われるかを気にしなくなり、セミリタイアに向け自分が正しいと思う行動を迷わずに取れるようになりました。本記事では内容の中でも、特に自分が参考になった部分を抽出し、まとめました。

 

人生は他者との競争ではない

アドラー心理学では、「人生は他者との競争ではない」と語っています。誰とも競争することなく、前を向いて歩いて行けば良い。この言葉を目にし、他人と自分を比べていた自分に気づくことができました。将来は会社で出世したい、高級車を持ちたい、など。今はその考えをもう持ち合わせていませんが、現在セミリタイアを目指すにあたり、他人と自分を比べることなく自らの道を進んでいこうと決心できました。

 

承認欲求の否定

アドラー心理学では、承認欲求を否定します。私たちは他者の期待を満たす為に生きているのではありません。他者の期待を満たす為に生きてしまうことは、他者の人生を歩むことになり、自分が本来やりたかったことができなくなります。他人の「あなたはこんな人であってほしい」という期待に沿って生きても、自分の幸せには繋がらないということです。親から「勉強しなさい!」と言われ勉強するのは苦だったが、自分が興味のあることを勉強するのは楽しいと思った経験がある方は多いのではないでしょうか?

アドラー心理学では、「課題の分離」という考え方を提唱します。勉強するのは「誰の課題なのか?」という観点から考えを進めます。結論、自分の課題であり、自分の課題に対して親が介入するのは、他者の課題に対して土足で踏み入る行為です。この行為が他人との衝突を生みます。対人関係を円滑にする為には、「他者の課題には介入せず、自分の課題に関しては誰ひとりとして介入させない。」ことがアドラー心理学的な視点になります。

 

自由とは、他者から嫌われることである

承認欲求は自分の人生に不自由を強います。他者から嫌われないように生きることは自分に嘘をつき、他人に対しても嘘をつき続ける人生を送ることになります。上述の課題の分離を行うと、他人が自分のことを嫌うのは他者の課題である。そのため、他者から嫌われることを恐れず、自分の自由を貫く先に幸せがある。とこの本の中で語っています。

 

いま、ここを生きる。

この本の結論は、他人に嫌われようと自分の自由に生きて構わない。他者貢献という導きの星を見失わなければ。そして自分に正直に、その刹那としての「いま、ここ」を真剣に生きることが幸福であると語っています。

 

私も「いま、ここ」を真剣に生き、日々の行動の積み重ねでセミリタイアを達成するべく歩んでいきます。

それでは!